犬のノミ対策

ノミに刺されたことってありますか?人によって体質も違うと思いますが、ノミに刺されると、蚊の存在が可愛く思えるほどの強烈なかゆみを1週間近く味わうことがあります。私がそうでした。ノミはとても小さいので直接確認するのが難しく、蚊のように簡単に退治できないのも厄介です。

ここでは、犬に寄生する厄介な生き物「ノミ」についてお話します。あのかゆさを愛犬には味あわせないために、しっかり対策をしていきましょう。

ノミってどんな生き物

普段、ノミを見る機会はあまりないので、どんな生き物なのかよく分からないという方もいると思います。ノミはとても小さくて、普段、目にすることはほとんどありませんが、こんな生き物です↓

ノミ

ノミは、草むらなどに生息していて、近くを通る動物などに飛び移り血を吸って寄生します。写真は大きいですが、実際には、1mm~2mmくらいの小さな生き物です。ピョンとすばやく跳ねて消えてしまうので捕らえるのは困難です。

人間もそうですが、ノミに刺されると犬はかゆみに襲われるため、体を足で掻いたり、地面に体を擦り付けたりします。愛犬がいつもと違う行動をしていたら気をつけてください。

たとえ愛犬がノミに寄生されても、ノミそのものを発見するのは困難です。でも、その痕跡を発見することならできます。それがノミの糞です。犬の毛をかき分けたときに黒くて小さな粒みたいなものがあったらノミの糞を疑ってみてください。

ノミは血をエサにしているので、糞も血でできています。黒い粒を水に濡らしたティッシュの上に置いたときに、黒くにじんでいたらノミの糞です。

ノミはに大量寄生されてしまうと、犬が貧血を起こす場合もあるそうなので、ノミの存在にできるだけ早く気がつくことが大切ですね。

ノミは単にかゆいだけでなく、サナダムシなどの寄生虫を媒介することもあります。サナダムシが感染すると、犬の腸内に寄生して下痢や嘔吐、体重減少などを引き起こすこともあります。サナダムシは、人間にも寄生するので要注意です。

ノミのライフサイクル

ノミが大量発生するのは、梅雨から夏にかけての湿度が高くて温かい時期です。この時期に成虫になったノミが犬に寄生し血を吸います。寄生してから2日~4日で卵を生み始めます。その数1日で平均30個と言われています。

ノミの幼虫はノミの糞やフケなどをエサに1~2週間でサナギになります。サナギになったノミは早ければ1週間で成虫になりますが、温度や湿度などの条件が整わない場合は、1年近くサナギの状態で生存することもあります。怖いですね。

ノミのライフサイクルから考える、ノミを発見したときは少なくとも1ヶ月以上は、対策を取り続ける必要がありますね。

ノミを発見したら潰さない

ノミを発見したら、つい潰してしまいたくなってしまいますが、これはNGです。ノミがメスだった場合、潰したときにお腹の中の卵がまわりに飛び散り、卵を繁殖させてしまう危険性があるからです。ノミは熱湯や消毒液で殺すようにしてください。

愛犬のノミを見つけたらペット病院へ

ノミは病院などで処方される駆虫薬で駆除することができます。ノミを発見しら、まずは病院で診てもらいましょう。

ペットショップでも同じような薬が市販されています。病院の薬よりも安く手に入れることができるため、こちらを使ってる方もいます。病院の薬と値段に違いがあるのには、理由があります。

病院でもらえる薬は医薬品、ペットショップで買えるものは医薬部外品だからです。病院の薬の方が効き目は高いということですね。

また、愛犬にノミが寄生している場合、家の床やカーペットなどにも卵が落ちているので、普段以上に、掃除をしっかり行いましょう。

ノミを予防するには?

ノミがつくのを予防するにはどうしたらいいのでしょうか?

ひとつは、病院で定期的に予防薬をもらうことです。注意点として、予防薬をつけからと言って犬にノミが付着するのをガードする役割はないということです。予防薬は、ノミが寄生したときに薬の成分がノミをやっつける働きがあるものだからです。

なので、大事なのは散歩の時など、ノミが多く生息している草むらなどには行かないようにすることです。そうすることで、愛犬にノミが付いてしまうリスクを少なくすることができます。

おわりに

今回は、ノミについてお話しましたが、同じく犬に寄生しやすいダニの対策も同じような予防薬がありますので、病院で合わせて薬をもらっておくといいですね。