犬の耳掃除の仕方

犬を飼っていると、ブラッシングや爪切りなどいろんなケアが必要になります。ここでは愛犬の耳のお手入れについて見ていきましょう。

犬も耳の掃除は必要!?

まず、そもそも論として犬は耳掃除をする必要があるのか?という点について見ていきます。結論から言うと、健康な子は無理にケアをする必要はありません。

健康な犬の場合、耳掃除をしてあげなくても頭をブルブル振ったときなどに耳垢が外に排出されるので、耳垢がたまりません。 実は、これは人間の場合も一緒で、耳というのは本来、掃除をしなくても自然と耳垢が外に排出されるようにできています。知っていましたか?

特に、犬の耳は人間と比べてとてもデリケートにできているので、どちらかというと耳掃除をすることによって起こるトラブルについて慎重になった方が良いかもしれません。

それでも、定期的なチェックは必要

とは言っても、耳というのは、耳垢だけでなくダニが寄生しやすい部位でもあるため、定期的にチェックをしてあげる必要はあります。また、垂れ耳の子は、耳が塞がれているので、耳の中が湿った状態になりやすく、カビや細菌が繁殖しやすい環境であることは確かです。細菌などが多いと、外耳炎も引き起こしやすいので定期的に気をつけてあげた方が良いですね。

問題なのは、耳などに炎症が起きたときにかゆみで耳を爪で引っ掻いてしまう場合です。耳の中が傷ついてしまうと、出血や化膿の原因になるので、普段からブラッシングのときなどに下記の点に気をつけておきましょう。

  • 炎症がないか?(健康な犬の耳はピンク色です)
  • ダニが付着していないか?
  • 耳垢や臭いはどうか?
  • 耳を頻繁に掻くような動作をしていないか?

もしも、炎症やダニがいたりした場合は、自己判断で耳のケアをしてしまわずに、動物病院で一度、診てもらうことをおすすめします。その上で、定期的な耳掃除が必要な場合は、下記の方法でお手入れをします。

耳のケアの仕方

頻度は1ヶ月に1~2回程度が目安です。先ほどもお話しましが、耳は大変デリケートな場所なので頻繁に掃除をしたり、強くこすったりしないように気を付けてください。

用意するもの

  • イヤークリーナー(ペット専用の耳の洗浄液)
  • コットン(または脱脂綿)

※綿棒は使わないでください。

人間が使っている綿棒は、何かのタイミングで耳の中を傷つけてしまう危険性があるので、使わないでください。

1.耳の入口のケア

耳の入口は、イヤークリーナーを染み込ませたコットンを軽く押し当てる感じで、汚れを浮かせて軽く拭い取ります。

2.耳の中のお掃除

耳の中は、直接コットンを入れたりはしません。イヤークリーナーを耳の中に数滴垂らしたあと、耳の根本全体を揉むようにマッサージをします。そうすることで、耳の中に洗浄液が行き渡り汚れを浮かしてくれます。

しばらく、マッサージをしたら、手を離してあげましょう。耳の中の洗浄液を外に出すため犬が頭をブルブルと振ります。最後に耳の入口に付いた汚れを拭いてあげましょう。頭をブルブル振ると、洗浄液が周りに飛び散りますので、大丈夫な環境でやってくださいね。

犬によっては、耳を触られるのを嫌がる子もいます。無理はせず、少しずつやってみて、耳掃除が終わったらご褒美をあげることも忘れずに。

耳掃除が難しい場合は・・・

トリミングサロンや動物病院でも1,000円前後で耳のケアをしてくれます。もしも、自分でやるのが難しい場合は、無理をせずプロに任せるというのも手だと思います。

爪切りや耳掃除は、犬にとって嫌なことだと認識させないことがとても大切なので、愛犬のようすを見ながら少しずつやっていきましょう。